#19 1年目もあと少し

すっかりはてなブログの存在を忘れてました。

 

この秋学期は課題に必死で、
それがいいのか悪いのか、
あんまり友達とふざけた記憶もないし、
この前誰かに3ヶ月前のことを聞かれたのによく考えないと思い出せませんでした。

 

いや、でも今思い返すと本当に一個一個の課題のことしか語れません。

wellesleyでの授業は全部終わり、今学期残りはmit建築しかないからこそ暇になったものの、細々した模型の作業だったり、c++matlabのバグ探しだったり、デッザンの課題だったり、何かと寝れない日が多かったけど、心の底からモチベーションがあったからこそ頑張れた。楽しかった。

 

Facebookにも前に書いたけど、
自分が好きなことをするってこういうことなんだってわかった。

 

このブログは自分のために書きます。
来週の水曜日に建築デザインのファイナルレビューがあって、寮を追い出され、しばらくしてから日本帰国、、、きっと明日から課題のフィニッシュアップでここ数日の暇もなくなるからいまのうちに振り返って書き残しときます。

 

この1年の振り返りか。

ってか1学期の記憶が本当にない笑
むしろ今学期最初の記憶もない笑
真面目に来週発表の3つ目のプロジェクトのことで頭がいっぱい。階段(24x24x60ft)をデザインしてるんですけど、かっちょいいのつくってます。

 

 

まあいいや、んんんんん。


少なくともこの1学期は何がいいデザインなのか、自分のスタイルは何か、私が思う「綺麗なデザイン」って何基準なのか、何を人に伝えたいのか、何を表現したいのか、どう表現すればいいのか、どうしたら人から評価されるものが出来るのか、

こんなことをひたすら考えながら、自分が満足するものをつくってました。


あっ、あとずっとずっとうまくなりたいって思いながら。


正直wellesleyの美術の授業は自分が満足するのをつくるのみ。
美大じゃないし、授業であんまりすごいって思える人がいないから、教授とよく一対一で話して、頑張った。
mit建築は、違う。スタジオが半分に別れてて、横でmitの建築学科の院生の机があるんです。mitの院の建築プログラムはランキングにもよるけど、世界一。珍しいMaster of Science of Architecture(だっけ?)だからこそテクノロジー関係の課題/ファブリケーションもよくやっててやっぱすげえ。一昨日昨日が院生たちのfinal reviewだったんですけど、今でも思い出すだけで、建築の課題進めないとって焦る+わくわくします。めえええええええっっちゃかっこいいんです。もうオーラが違うし、服装もなんかかっちょいいし。どうしたらこういうものつくれるのか、いつか自分もこれがつくれるのかなって思うと、何とも言えない気持ちがぞわっと心の底から湧き出ます。あと5年で、、、いつかああいう人になってみせる、ああいうものをつくるって思いながら、そばを通り過ぎる度すんげえ圧倒されながら、追いかけてました。これってすごい恵まれた環境だと思います。院生の隣で作業できること、いやってか本当にかっこいい。何人かとは挨拶する仲になってて、時々何つくってるのーって聞いてきてくれたり、でもmid-reviewとかのpin up みると、弟子入りしたいぐらい。何ページあってもキリがないぐらい、もう最高に院生は格好良くて、素敵で。あと建築学科(mitではcourse4)の教授はもうかっこよさのレベルが違います。院生はギリギリこう少し時々朝の3時にmean girlsを大画面で流しながら作業してるのを見たり、ふざけるのが聞こえるので、同じ人間なんだって通じ合えるけど、教授は。もはやアドバイスのレベルが。こっちが2週間よくわからなくなって悩んでるのに、綺麗にまとめられて、すんごい納得するかつ綺麗なデザインアドバイスを3分でくれたり、rhinoデモのスピードも神だし、ってかセンスが半端ない。パッて見て、私たちのプロジェクトの各最終発表にはmitの教授が5人ぐらい来て、一個一個発表してっていうので提出なんですけど、今までの5週間とか見てないのに、パッテメインのところに質問してきたり、何ともいえないぐらい別次元にいるんですけど、まあでも院生は何せよ素敵すぎて全員に惚れます一瞬で。ちょっと話が逸れてきたけど、今学期は5年後の自分がすこし具体的に見えてきた分、やらなきゃいけないこと、向かう方向が見えて、すっきりしてます。

その分、寝れないし、時々何がいいデザインなのかわかんなくなってきて、自分でも何が表現したいのか分かんなくなってきて、眠いし、ようやく見えてきたと思ったら、模型が上手くいかないし、よく考えたらいいのか悪いのかわかんなくなってきて、なんて混乱もよくしてるけど、こつこつ頑張るのみ。

 

本当に何を打ちたいのか分からなくなってきた。

とりあえず、私はこつこつ綺麗でシンプルかつ圧倒的なコンセプトがあるモノをつくりまくりたいです。

 

他に頭の中にあること。

 

んんん、なんかあったっけ。
理想の大学はどこにもないこと。結局美大に編入しようか思ったり、休学して日本のデザイン専門学校に通おうとしたり、いい建築プログラムがあるこっちの州立に編入とかいろいろ考えたけど、考える暇も特になく、今学期終わろうとしてて、今のところは夏次第です。エネルギー回復できたら休学しません。ちょっと違うものが見えてきたら休みます。
あとは、kpop? にはじめてアイドルに軽くハマりました。模型とかつくったり、描いたり、codingしてる時に音楽は必須なんですけど、先学期と今学期前半はchanceとかkanyeとかkohhとか環royとか鎮座さんとかに元気をもらいながら作業してたのが、最近はseventeenとbigbangとtaeyangとか、それしか真面目に聞かないぐらいkpopにハマっちゃいました。当然今も流れてます、psyとtaeyangのlove. いい曲。歌詞が何言ってるのかさっぱりわかんないからこそ、作業がめっちゃ進むんです。歌えないし、歌詞に気持ちはいることもないし、でもいいビートだし、pvとか見るとクォリティーも高いし、むしろデザインの勉強になるし。あとかっこいいし。ああとjay parkとかeric namとかzion.tとかもですね。いやああ、本当にこの学期はkpopのおかげでいいものがつくれました笑本当にいい音楽なしではやる気も続かず、寝ますもん。でも、踊りながら、だけど歌えないから、ノリノリで炭で絵描きながらなんていう日々でした。笑。ありがとう、特にbigbang. とくにyoungbae. 

 

1年目もあと少し、

今学期のポイントは間違いなく「mit院生」と「kpop」でした。

 

先学期は1年目の最初の学期で、自分とは何か、日本人とは、友達とは、アートとは、課題とは、なんか無駄にいろいろ大きな質問への答えを探そうと思ってたけど、

今は、それを頭の片隅に置きつつ、少し作品にそれを表現してみたりしながら、悩むっていうより、なんだろう、外に質問自体を出すっていうことをしました。

 

いや、この学期本当に時間はどこにいったんだろう。

本当に面白いぐらい先学期の記憶と4月前の記憶がない。

うける。

すげえ。

そんな死ぬほど忙しかったわけでもなく、適度にきっと昼寝してました。

kpopにハマる暇はあったんだし。

 

ああああああ、韓流ドラマ見てましたね。あっそれだ。
春学期前半は課題と韓流ドラマを両立するのに必死でした。韓流も韓流で、アメリカのドラマと違い、あんまり深刻な話じゃないし、結構チージーだから軽い気持ちで見れるんです。
あああああでもsuitsっていうドラマにハマったわそういえば。

なつかしい、建築もアートもやめて、ハーバード法科大学院目指そうかと見る度に思っちゃいました。全エピソード見終わってますね。
しかも韓流もたぶん3つのドラマ見終えてます。

 

課題と韓流と睡眠の両立に忙しかったです。

まあでも4月前半ぐらいから課題が本格的化しすぎて、韓流みる時間も少なくなっていって、課題する間にもってことでkpopに移りました。そうだ。

 

思い出しました。

 

1年目もあと少し、

今学期のポイントは間違いなく「mit院生」と「kpop/韓流」でした。

ちんちゃ?(韓国語でまじ?の意味)

本当です。

 

あああもう一個思い出しました。

今学期4つの授業全部がスタジオの授業で、全部2時間半か3時間の授業だったんです。なので、オフィスアワーとか含めると、毎日12時20から1時半以外は9時50分から4、5時までずっと授業っていう鬼畜スケジュール。しかも、課題もテストとかエッセイはないものの、毎週4つの授業のうち一個は何かしらの作品/課題/プロジェクトの提出があったので、割と毎日を終えるのにヘトヘトな訳ですね。そこで私は、オンラインショッピングを開始しました笑、プロジェクト、課題を一個片付けるごとに、(そんな頻繁にはなくて、3週間ごとぐらい) 買い物をしました。そんな高いものは買ってないんですけど、スニーカー2つゲットしましたね。

 

1年目もあと少し、

今学期のポイントは間違いなく「mit院生」と「kpop/韓流」と「ご褒美制」でした。

 

 

11:38pm
5.19.2017.

これを書き終えて、もう一つ、
学期が終わりつつあるからこそ、教授から、これはいいね、とか、ポテンシャルあるね、とか、デザインセンスあるから信じてる、美術続けてねとか、いわれて。アーティストには絶対にならない/なれないって思ってたのに、自分がアーティストになりたいのかデザイナーになりたのかまた分かんなくなってきました。

でもとりあえず、自分がつくりたいものを綺麗につくる。